「休日出勤」って英語で言うと?

「今度の日曜、休日出勤なんです」「急ぎの対応があって、週末も働いていました」
そんな“休日に働く”状況、英語ではどう表現するのでしょうか?
「休日出勤」は英語で、“work on a holiday”、”work over the weekend”、”come in on a day off” など、いくつかの言い方がありますが、使う場面やニュアンスによって自然な表現が変わってきます。
この記事では、週末出勤や代休をとるのかなど、「休日出勤」を英語で伝えるときに役立つ言い回しを、実際の会話やビジネスのやり取りで使いやすい例文とセットでご紹介します!
休日出勤の基本表現
最もストレートな言い方は、“work on a holiday” や “work on the weekend” です。
週末か、祝日か、平日の代休日かなど、状況に応じて使い分けましょう。
・I have to work on a national holiday next week.
来週、祝日に出勤しないといけません。→ “national holiday” は「祝日」の意味。
・I ended up working over the weekend.
結局、週末も働くことになりました。→ “over” を使うと、「週末のあいだずっと」というニュアンスが加わります。
・She came in on her day off to help with the project.
彼女はプロジェクトの手伝いのために、休みの日に出社してくれました。→ “a day off” は「1日分の休み」、”come in” は出社を意味する表現です。
“come in on a day off” は、オフィスなどに「出社する」という行動を強調した表現です。
在宅勤務であれば “log in on a day off” のように言い換えることも可能です。
残業・代休と組み合わせたい場合
休日出勤が残業扱いになるようなときは、“overtime”(残業)という単語を使うこともあります。
I’m working overtime this weekend. (今週末は残業扱いで働きます。)
また、代休を取ることは “take a comp day” や “get a compensatory day off” などで表現できます。
I worked last Saturday, so I’m taking a comp day on Monday.
(先週の土曜に出勤したので、月曜に代休を取ります。)
He took a compensatory day off after working the holiday. (祝日に働いた後、彼は代休を取りました。)
おまけ:休日出勤をぼやく時のひと言
ビジネス英語でも、少しカジュアルに気持ちをこぼしたいときってありますよね。
そんな場面で使えるフレーズもいくつかご紹介します。
It was supposed to be my day off… (本当は休みのはずだったのに…。)
I barely remember what weekends feel like. (週末ってどんな感じだったか、もう覚えてないよ…。)
Looks like it’s another working weekend. (また週末出勤になりそうだな…。)
I traded my day off for a deadline. (締め切りのせいで休みが消えました。)
まとめ:状況に合った表現で、自然に伝えよう!
「休日出勤」を英語で伝えるときは、働いた日の種類(週末・祝日・代休日)や働き方(出社か在宅か)によって表現が少しずつ変わります。
文脈とセットで自然な言い回しを覚えておいて、ビジネスのやり取りに役立ててみましょう。