あふれるフェイクニュース:どうやって自分を守る?

英文記事執筆:Everett Ofori / 翻訳:POLYGLOTS magazine編集部
「現代の世界では、愚かな人々は自分に自信を持ちすぎている一方で、賢い人々は自分を疑う」という言葉があります。
今日でも、その言葉は真実であるように感じられます。私たちはフェイクニュースに満ちた世界に生きています。ある人々は、他の人が真実を語っていないと主張しながら、大声で嘘を広めます。現実ではないニュースの中で成長することを想像してみてください。フェイクニュースが至るところにある中で、自分自身をどのように守るかを知ることが重要です。
なぜ人々はフェイクニュースを信じるのか
人々はさまざまな理由でフェイクニュースを信じます。多くの場合、それはすでに自分が感じていることや考えていることに合っています。そのニュースが恐れ、怒り、驚きを感じさせると、人々はそれにより注意を向けます。中には、いつも怒りを感じていることを好む人もおり、そのため自分を怒らせるフェイクニュースを楽しむことさえあります。
フェイクニュースは、人々を特別な気分にさせることもあります。それは他の人が知らない秘密の情報のように思えるのです。そして、自分が他の人より多くを知っている集団の一員であると感じさせます。ときに、フェイクニュースを信じることが安心感や帰属意識を与えることもあります。人々は、その情報が間違っていたとしても、自分が好む集団に従うことすらあるのです。
フェイクニュースが家族や友人に与える影響
フェイクニュースは、家庭や友人との関係にも問題を引き起こすことがあります。人々が政治、ワクチン、社会問題について強い意見を持つと、議論が生まれることがあります。それぞれの人が自分こそが真実を持っていると考え、相手は間違っていると思うかもしれません。一緒に真実を探そうとする代わりに、意見の不一致は怒りや裏切られたという感情へと変わることがあります。ときには、それが長い友情や家族関係の終わりにつながることもあります。
フェイクニュースにだまされたと気づくとき
人々が自分がだまされていたと気づくと、通常は不快に感じます。「どうしてこんなに長い間これを信じていたのだろう」と自分に問いかけるかもしれません。多くの友人や家族が真実を説明しようとしていたかもしれませんが、それを受け入れるのは難しかったのです。
日本、オーストラリア、カナダを含む多くの国々では、フェイクニュースについて学生や一般の人々に教える必要性が認識されています。学校や団体は、人々が情報を確認し、オンライン上の嘘を避ける方法を学ぶのを助けています。
フェイクニュースから自分を守る方法
いくつかの団体は、メディア・リテラシーを教える活動を行っています。例えばカナダでは、MediaSmartsが学校や地域社会を支援し、オンラインニュースを理解し、確認する方法を教えています。彼らのキャンペーンや授業、ガイドは、人々が情報について注意深く考える方法を示しています。
正式な教育がなくても、誰でも簡単な質問をすることで自分を守ることができます。このニュースは誰が広めたのか。その人は信頼できるのか。どのような証拠を示しているのか。なぜそれを投稿したのか。それは人を助けるためなのか、それとも怖がらせたり、驚かせたり、怒らせたりするためなのか。
私たちは、政府や団体の助けをいつも待つことはできません。私たち一人ひとりが最初の一歩を踏み出す必要があります。情報を確認し、注意深く考えることで、私たちはフェイクニュースにだまされることを避けることができます。自分を守ることは賢いだけでなく、あなた自身やあなたの周りの人々を守ることにもつながります。
emoji_objects本記事のイチオシ!フレーズ
「〜に注意を払う」「〜に気をつける」
「pay attention to ~」は、ある対象に意識を向けてしっかり見る・聞く・考えることを表します。また、「pay more attention to ~」のようにすると、これまで以上に注意を向ける必要があることを強調できます。
You should pay more attention to it.
「それにもっと注意を払うべきです。」

