【例文付き】使い分けできますか?「as if」と「even if」

if というと、「もし〜なら」という条件を表す表現が一般的ですね。しかし実際に英語を聞いてみるとif は「もし〜なら」だけではなく、幅広い表現で用いられています。この記事では、if の用法の中でも頻出の「as if」 と 「even if」 の2つを取り上げ、それぞれの使い方を整理していきます。例文を参考に意味をしっかりつかんで、使い分けをマスターしましょう!
as if の意味と使い方
as if は、「まるで〜のようだ」「〜みたいに見える」といった印象を伝えるときに使われる表現です。
人の様子や話し方、見た目などから感じ取ったことを、そのまま言葉にするときによく用いられます。
・He talks as if he knew everything.
(彼は何でも知っているかのように話します。)
・She smiles as if she understood the situation.
(彼女は状況を分かっているかのように笑います。)
どちらの文も、「本当に知っている」「本当に分かっている」と言っているわけではなく、話し方や表情から、そういう印象を受けることを表しています。
as if の基本の形
as if の後ろは、基本的に過去形または過去完了形が用いられます。なぜならこの表現は「仮定法」の一種で、「事実とは違う空想」を表す表現だからです。
「今」の様子について印象を述べる場合、as if の後ろには過去形が使われます。
・He acts as if he knew the answer.
(彼は答えを知っているかのように振る舞います。)
・She looks as if she were sick.
(彼女は病気のように見えます。)
また、「過去」の出来事についての印象を表す場合は、as if の後ろを過去完了形にします。
・He talked as if he had known her for years.
(彼は何年も前から彼女を知っていたかのように話しました。)
・She spoke as if she had seen the accident.
(彼女はその事故を見たかのように話しました。)
現在形が使われる as if
as if の後ろには、現在形が使われることもあります。
これは、印象として述べている内容が、現実の状況と大きく離れていない場合に用いられる用法です。
・It looks as if something is wrong.
(何かおかしいみたいです。)
・She sounds as if she is tired.
(彼女は疲れているようです。)
ここでは、「おかしいこと」や「疲れていること」が、実際の状況として考えられる内容になっています。
to 不定詞が続く as if
as if の後ろに to 不定詞が続くこともあります。
この形は、状態や事実ではなく、「今にも起こりそうな行動」を表します。
・He opened his mouth as if to say something.
(彼は何か言いそうな様子で口を開けました。)
・She raised her hand as if to stop him.
(彼女は彼を止めようとするかのように手を上げました。)
どちらも、実際に行動が起きたかどうかではなく、その直前の様子を描写しています。
even if の意味と使い方
次に、even if を見ていきましょう。
even if は、as if とは違い、「たとえ〜でも」という「条件」を表す表現です。
その条件によって、その後の結果が変わらない時に用いるのが特徴です。
・Even if it rains, I will go.
(雨が降っても、行きます。)
・Even if he is busy, he always answers my messages.
(忙しくても、彼はいつも返信してくれます。)
・Even if she apologizes, I won’t change my decision.
(彼女が謝っても、決断は変えません。)
・Even if they disagree, we will continue the project.
(彼らが反対しても、私たちはその計画を続けます。)
また、even if は仮定法のas if のように「今」を表すために過去形、「過去」を表すために過去分詞を使うのではなく、シンプルに「今のことを言っている場合は現在形」、「過去のことを言っている場合は過去形」を使います。
現在形:
Even if he is tired, he keeps working.
(疲れていても、彼は仕事を続けます。)
過去形:
Even if she was nervous, she spoke clearly.
(緊張していても、彼女ははっきり話しました。)
まとめ
if を含む表現は様々ありますが、それぞれの役割は大きく異なります。
as if は、基本的に、事実とは異なり、見た目や様子から受けた印象を表す表現ですが、even if は、ある条件を示して事実を伝える表現です。
どちらも「もし〜なら」と機械的に訳そうとすると、意味がつかみにくくなります。
それぞれが何を伝えようとしているのかに目を向け、文の意味と構造を自然に使いこなせるようになりましょう!
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