台湾の夜市(ナイトマーケット)

英文記事執筆:まりか / 翻訳:POLYGLOTS magazine編集部

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夜市(ナイトマーケット)の歴史

台湾の夜市は、台湾文化に欠かせない存在です。外国人観光客も台湾の人々も、食べ物や活気ある文化を楽しむために夜市を訪れます。夜市はもともと、寺院の祭りや地域の市場に並ぶ、小さな食べ物や軽食の屋台から始まりました。1970年代後半になると交通網が発達し、夜市は、商売を始める人々にとって重要な場として発展していきました。

たとえば、有名な士林夜市は、清朝末期から1980年代にかけて、基隆河の近くにある農産物の取引拠点として発展しました。市場はいくつかの通りに広がり、肉や魚、花、野菜などが売られていました。慈諴宮の前には小さな食べ物の屋台も並び、地元の人々が夜食を求めて市場を訪れていました。その後、さらに多くの店が屋台を出すようになり、市場はより大きく発展していきました。士林夜市の発展によって、士林は台北の商業と文化の中心地のひとつとなりました。1980年代までには、夜市は台湾を代表する文化現象のひとつになっていました。

夜市の文化

夜市では、通りの両側に多くの屋台が並び、混雑すると自由に歩くのがとても難しくなります。ほとんどの店には席やテーブルがないため、買ったものを食べながら歩く人も多くいます。こうして台湾には、食べ歩きの文化が生まれました。手軽なうえ、数多くの店からさまざまな食べ物を楽しむことができます。

臭豆腐、台湾風フライドチキン、肉の串焼き、小籠包など、多くの店では少量ずつ食べられる料理を販売しているため、客はいくつもの屋台から食べ物を買います。これによって人の流れが止まりにくくなり、どの店にも商品を販売する機会が生まれます。

夜市は、非常に豊富な種類の食べ物や軽食で有名ですが、小さな店舗や屋台では、衣類、アクセサリー、枕、おもちゃ、靴、リュックサックなど、さまざまな商品も販売されています。客は食べ物を楽しみながら、店を見て回ることができます。

台北の有名な夜市

台北には、大規模で有名な夜市が数多くあります。寧夏夜市は、中山駅から徒歩10分少々という、台北のとても便利な場所にあります。台北でも特に人気のある夜市のひとつです。牡蠣オムレツ、揚げイカ、マンゴースムージーなど、人気の軽食を販売する店が数多く並んでいます。また、伝統的な台湾料理を提供するレストランや、座って食べられるスペースを備えた屋台もたくさんあります。

先ほど紹介した士林夜市も、台北で人気のある夜市で、市内最大級の夜市のひとつでもあります。士林夜市の近くには多くの学校があり、食べ物だけでなく、衣類や家具などの商品の価格も手頃なため、多くの学生が訪れます。この夜市は非常に広い範囲にわたっており、一晩では回りきれないほど多くの店があります。

もうひとつの人気の夜市が、饒河街観光夜市です。松山駅のすぐ近くにあり、レインボーブリッジからは徒歩わずか4分です。ほかの夜市と同じように、ここにもアクセサリーやそのほかの商品を販売する店があります。ここで味わえる有名な軽食には、胡椒餅、牡蠣入りの麺料理、焼きイカ、焼き餃子などがあります。

夜市を訪れることは、台湾料理を楽しむすばらしい方法であるだけでなく、現地の文化を体験する機会でもあります。台湾を訪れたら、ぜひ夜のひとときを使って、数ある夜市のひとつを歩いてみてください。

emoji_objects本記事のイチオシ!フレーズ

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「現象」「事象」「社会現象」

ポイント

「phenomenon」は、実際に起こって観察できる出来事や現象を表す名詞です。自然現象だけでなく、流行や人々の行動など、社会の中で広く見られる動きについても使われます。

例文

Social media has turned the trend into a global phenomenon.
「SNSによって、その流行は世界的な現象となった。」

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