「〜ですよね?」を英語で言いたいときに使う“付加疑問”のルールとは? 【例文付き】

英語で誰かと話しているとき、「そうだよね?」「〜だよね?」と確認したい場面はよくありますよね。そんなときに使える便利な表現が、付加疑問です。
今回は、この付加疑問の基本の形から応用まで、日常会話で使える例文を交えて詳しく説明していきます。

付加疑問とは?

付加疑問とは、文の最後に短い疑問の形をつけて、相手に確認や同意を求める表現です。
日本語でいう「〜ですよね?」「〜じゃないですか?」にあたります。
たとえば、

You’re a student, aren’t you?”(あなた学生ですよね?)
“You don’t like coffee, do you?”(コーヒー好きじゃないよね?)

このように、文の内容が肯定の場合は否定の疑問文を、逆に否定なら肯定の疑問文をつけるのがルールです。

また、付加疑問は文法の形だけじゃなく、声のトーン(イントネーション)によってもニュアンスが変わります。
・文の終わりを下げ調子(↘)で言うときは、相手の同意を求めるとき
→「〜だよね?」と確信があるときに使います。

例: “You’re tired, aren’t you?”(疲れてるよね?)↘
※自分もそう思っていて、共感を求めている感じ

・文の終わりを上げ調子(↗)で言うときは、相手に確認をとるとき
→「〜なのかな?」と確信がなくて確認したいときに使います。

例:“You’re tired, aren’t you?”(疲れてるんですか?)↗
※相手がどうなのか、答えを知りたいというニュアンス

このように、同じ文章でも話し方ひとつで意味が変わるのが、付加疑問の面白いところです。

基本の形と考え方

付加疑問は基本的に次の形で作ります。

肯定文 or 否定文 , +短縮の疑問形

このとき、主語はその文の主語を表す代名詞になります。

肯定文+否定の付加疑問

文が肯定文(〜です、〜できます、〜しましたなど)のときは、否定の疑問文を後ろにつけて、相手に同意を求めます。
これは、「〜だよね?」「〜したよね?」という気持ちを伝えたいときに使います。

例文:
“You are a teacher, aren’t you?”(あなた先生ですよね?)
“She can play the piano, can’t she?”(彼女、ピアノ弾けるよね?)
“They went to the party, didn’t they?”(彼ら、パーティー行ったよね?)

否定文+肯定の付加疑問

文が否定文(〜ではない、〜できない、〜しなかったなど)のときは、肯定の疑問文をつけます。
これは、「〜じゃないよね?」「〜してないよね?」と確認したいときにぴったりです。

例文:
“He isn’t at school, is he?”(彼、学校にいないよね?)
“You don’t like sushi, do you?”(寿司好きじゃないよね?)
“She didn’t call you, did she?”(彼女、あなたに電話しなかったよね?)

付加疑問への答え方

付加疑問がついた文に対しては、「Yes か No で質問に答えなければならない」と考えると混乱しやすくなります。
大切なのは、疑問の形や日本語訳に惑わされず、自分の状態や事実をそのまま伝えるという意識を持つことです。

たとえば、
“You don’t like coffee, do you?”(コーヒー好きじゃないよね?)
→ 本当に好きじゃなければ、“No, I don’t.” と言えばOK。

“You’re tired, aren’t you?”(疲れてるよね?)
→ 疲れているなら、“Yes, I am.” とそのまま言えばOK。 

 つまり、答える際の「Yes」「No」は付加疑問の形ではなく、文の意味や自分の事実に合わせて選ぶと間違えにくいです。
「今の自分は疲れている → Yes」「私はコーヒーが好きじゃない → No」
シンプルな回答を意識すれば、自然に受け答えができるようになります。

応用編:少し複雑な場合の付加疑問

基本の形を理解できたら、付加疑問の応用パターンを見てみましょう。

① 完了形の文の場合

完了形の文(have / has / had + 過去分詞)では、付加疑問にもhave / has / had を使います。

“She has finished, hasn’t she?”(彼女、終わったよね?)
“They had left, hadn’t they?”(彼ら、もう出発してたよね?) 

② 「There is / There are」の文

主語が「there」の文では、付加疑問の主語も「there」になります。

“There is a problem, isn’t there?”(問題がありますよね?)
“There were many people, weren’t there?”(たくさん人がいましたよね?)

③ never や few などの否定語が入っている場合

never, hardly, few, little など、否定的な意味を持つ語が入ると、文全体は否定とみなされます。そのため、この場合は肯定の付加疑問をつける必要があります。

“He never listens, does he?”(彼、全然聞かないよね?)
“Few people came, did they?”(来た人はほとんどいなかったよね?)
“She hardly studies, does she?”(彼女、ほとんど勉強しないよね?)

まとめ:付加疑問のポイントをおさらい!

最後に、付加疑問のルールをもう一度確認しましょう。

・肯定文には 否定の付加疑問
・否定文には 肯定の付加疑問
・never や few などの語がある文は否定とみなし、肯定の付加疑問をつける

付加疑問は、英語で相手に確認や同意を求める場面で使われる表現のひとつです。

使いこなせるようになると、会話表現の幅が広がります。実際の会話の中でどのように使われているかにも注意しながら、少しずつ表現に慣れていきましょう!

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