【will have + 過去分詞】未来完了の使い方を整理しよう

未来のことを伝える表現と聞くと will や be going to を思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが、未来をあらわす文法としてもうひとつ押さえておきたいのが「未来完了」です。ここでは、「未来のある時点までに何が起きているか」を表す「未来完了」の、基本的な用法と例文を見ていきましょう。

未来のことを表す完了形

■ 意味と基本用法

「未来完了」は、未来のある時点までに、ある動作や状態が完了していると予想して述べるときに使われます。
形は will have + 過去分詞です。


「未来の話なのに完了形を使う」という点に少し混乱するかもしれませんが、「未来の時点から見たときに、すでに終わっていること」を表している完了形だと考えると整理しやすくなりますね。

未来のある時点における完了や結果

未来完了は、未来のある時点で「結果としてどうなっているか」を表すときによく使われます。
そのため、tomorrow, next year, the time〜 など、未来の「いつ」かを示す表現と一緒に使われることが多いのも特徴です。

・By tomorrow morning, I will have written the email.
(明日の朝までには、そのメールを書き終えているでしょう。)

・I will have finished the report by next Monday.
(来週の月曜までには、そのレポートは終わっているでしょう。)

どちらも、「未来の時点から振り返って完了している状態」を表しています。

未来のある時点までの経験や継続

未来完了は、未来の時点での経験の回数(経験)や、未来まで続けてきた期間(継続)を表すこともできます。

■ 経験を表す場合

・If I visit Canada again, I will have traveled there four times.
(もしまたカナダに行けば、4回行ったことになります。)

・By next summer, she will have watched all the movies in that series.
(来年の夏までには、彼女はそのシリーズの映画をすべて見たことになります。)

・By the time I graduate, I will not have studied abroad.
(卒業する時点でも、私は留学を経験していないでしょう。)

どちらも、「未来の時点で見たときに、経験がどのくらい積み重なっているか」を表していますね。

■ 継続を表す場合

・By the end of this year, he will have worked at this company for ten years.
(今年の終わりには、彼はこの会社で10年間働いていることになります。)

・In two months, we will have lived in this city for five years.
(あと2か月で、私たちはこの街に5年間住んでいることになります。)

・Will she have lived alone for three years by next March?
(来年の3月までに、彼女は一人暮らしを3年間続けていることになりますか?)

継続を表す場合、基本的には「for three years」「for a long time」など、「for + 期間」を用います。

未来完了の進行形

未来完了進行形は、未来のある時点まで「ずっとその動作を続けているだろう」と予想するときに使われます。
形は will have been + 動詞のing形 です。

「継続の結果どうなるか」よりも、「継続していること自体」に注目したいときに使われることが多いです。

・By next April, I will have been studying English for eight years.
(来年の4月で、私は8年間英語を勉強し続けていることになります。)

・By the time he retires, he will have been teaching for over thirty years.
(彼が退職する頃には、30年以上教え続けていることになります。)

まとめ

未来完了は、未来のある時点を基準にして、完了・経験・継続という三つの意味を区別して表せるのが特徴です。
特に by + 時点 や for + 期間 などの時間表現と組み合わせることで、「いつまでに」「どのくらい続いているか」を具体的に示すことができます。
例文を声に出して確認しながら、自分の予定や経験に当てはめて練習してみましょう。

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